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WordPressで自社ホームページを持つメリットと作成方法【基礎知識】

初回更新日:2025年6月11日 >>> 最終更新日:2025年6月11日
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今さらホームページをもつ必要があるの?

業者に頼むと高くつきそう
SNSもあるし、もういらないかな

そんなことでお悩みの方にむけて。

こんにちは、神戸で販売促進支援をしている野見山美香です。
本記事では、「自社で運用できるホームページを持つメリット」と「主なホームページ作成方法」について解説します。
特にCMSの代表格であるWordPressの特徴や注意点についても紹介しています。

このブログで分かること

【難易度★】自社ホームページを持つべき理由
【難易度★★】ホームページを作る方法の選択肢(4パターン)
【難易度★★】WordPressのメリットとデメリット

ホームページを持つメリット

PC画面
「今はSNSがあるから、ホームページは必要ない」と感じている方も多いかもしれません。
確かにSNSは気軽に情報を発信でき、ユーザーとの距離も近い便利なツールですが、
SNSだけではカバーしきれない役割がホームページにはあります。

たとえば、Instagramのプロフィールや投稿だけでは、サービスの全体像や価格表、過去の実績などを網羅的に伝えるのが難しいこともあります。
また、SNSはあくまでプラットフォームの一部であり、運営元の仕様変更やアカウント凍結などのリスクもゼロではありません。

その点、ホームページは「自分の土地」であり、どんな情報をどう発信するかを自分で決められる安心感と柔軟性があります。

また、お知らせやブログなどを通じて情報を蓄積・発信したり、LINEやSNS、メルマガなど他媒体への導線設計ができたりと、情報発信の中心地となります。
SNSでは届きづらい層(検索ユーザーや資料請求ユーザー)にもアプローチできるのも利点です。

ホームページとSNSは「どちらか一方」ではなく、「役割を分けて併用」することが今の時代には適しています。

ホームページを作る4つの方法

WordPressを触る人の姿
ホームページの作り方は主に4つに分類されます。
それぞれに特徴と向いている人が異なるため、目的に応じて選ぶことが重要です。

方法1:全て自作する(HTML/CSSなどでフルコーディング)

HTMLやCSSなどを使って自分でコードを書き、FTPを使ってサーバーにアップロードします。ドメイン契約、サーバー準備、SSL設定も含めてすべて自分で行う必要があります。

方法2:CMSで自作する(WordPress)

レンタルサーバーにWordPressなどのCMSをインストールし、テーマやプラグインを活用して見た目や機能を調整します。
ある程度の自由度があり、専門知識がなくても扱いやすい点が魅力です。

方法3:制作会社に外注する

ヒアリングを経て、要件定義・デザイン構成・制作・納品までをプロに任せる方法です。
自社の目的や予算に応じた提案を受けられ、完成度の高いサイトを作ることができます。

方法4:ノーコードサービスを使う

STUDIOやペライチ、Wixといったノーコードツールを使えば、テンプレートに沿ってテキストや画像を差し替えるだけで公開が可能です。
専門知識が不要で、スピード重視で始めたい方に向いています。

WordPressの特徴と仕組み

WordPressでオンラインブランディングする人の姿
では、ここからはWordPressの特徴について説明します。
WordPressはPHPというプログラミング言語で構築され、MySQLやMariaDBといったデータベースを使って情報を管理しています。
記事の内容とデザインを分けて管理できるため、見た目を変更しても過去の記事が消えることはなく、柔軟にカスタマイズできます。

WordPressのメリット

初心者でも管理画面から簡単に記事の投稿・編集ができるほか、
プラグインで機能拡張ができる→問い合わせフォームやSEO対策、セキュリティなどの機能を追加できます。
テーマでデザイン変更が簡単→テーマを変更すればデザインも簡単に切り替えられます。
複数人での運用も可能です。
スマホからも投稿・更新ができる→スマートフォン用のアプリを使えば、どこからでも投稿・更新が可能なのも便利な点です。

WordPressのデメリット

WordPressは非常に便利で自由度の高いツールですが、一方で、ある程度の知識や継続的な管理が必要です。

表示速度が遅くなるケースや、アップデートによる不具合のリスクもあり、トラブルが起きた際は自力で対応しなければならない場面もあります。

さらに「制作だけ外注し、保守契約を結ばなかったため、更新ができずに維持できなくなったサイト」も少なくありません。
WordPressは“更新し続けられる”ことに価値があるため、公開後の運用体制まで見据えた設計が必要です。

基本的な対策としては、定期的なバックアップ、セキュリティプラグインの導入、信頼性の高いサーバー選びなどが推奨されます。
こうした備えをしておくことで、WordPressサイトを安全かつ安定して運用することが可能になります。

CMSで始めたい方へ

WordPressは「誰でも更新できる」が大きな魅力ですが、それを“続けられるかどうか”が実は最も重要なポイントです。
導入前に「誰が運用するか」「どのように更新するか」「困ったときに誰が対応するか」を明確にしておかないと、結局は更新できず放置されてしまうケースもあります。

すべてを自分で行うのが不安な場合は、制作だけでなく保守サポートも含めてプロに相談する選択肢を検討するのが現実的です。
「とりあえず始めたい」気持ちがあっても、無理なく続けられる体制を整えてから始めることが、結果として成果につながりやすくなります。

あとがき

ホームページは“作ったら終わり”ではなく、“伝わる状態で育てていく”ことが本質です。

合同会社ここからでは、「見せ方」だけでなく「続け方」までを重視した支援を行っています。「やりたいけれど、自分だけでは難しい」と感じている方こそ、お気軽にご相談ください。
あなたの思いを、必要な人に、ちゃんと届ける。その仕組みづくりを、一緒に考えていきましょう。

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