初回更新日:2023年5月27日>>>最終更新日:2023年8月23日
免責事項
contact-form-7で作成したフォームにもスパムが届かないようにしたい
そんなことでお悩みの方にむけて。
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こんにちは、神戸で販売促進支援をしている野見山美香です。
コンタクトフォームをスパムから守る方法をご紹介します。
【難易度★】クイズ機能でスパムを防ぐ方法
【難易度★】画像認証プラグインを導入する方法
【難易度★】特定のワードの入力を禁止する方法
対処法1:クイズの導入
まず、はじめはクイズを用いたスパム防止方法です。
海外からの人的なスパムに効果的です。
導入方法
ダッシュボード→お問い合わせ
→該当の問い合わせフォームを選択します。
[quiz random-capital-quiz "日本の首都は?全角カタカナで入力してください|トウキョウ"
"フランスの首都は?全角カタカナで入力してください|パリ"
]
※クイズの内容は好きなものに変えてください。
上記のように質問と答えのペアを複数並べると、
そのうちのひとつが毎回ランダムに選ばれて使用されます。
保存ボタンを押して完了です。
実装イメージ
大文字小文字の違いでも弾きます。なので日本語が理解できても
”うっかりしてる人”は
正しく入力したのに送信できない!などということもあります。
注意書きなど併記してあげると良いかもしれません。
対処法2:画像認証プラグインを導入する方法
問い合わせフォームに画像認証を設置するプラグインを導入します。
導入方法
(1)プラグインのインストール&有効化
まずは、Really Simple CAPTCHAプラグインのインストール&有効化を済ませます。
※プラグインのインストール方法は下記の記事をご覧ください。
(2)画像認証を設置したいフォームのフォームタブを選択します。
(3)[submit “送信”]の前に以下のコードを追記します。
表示の文字を入力ください→ [captchac captcha-301]
[captchar captcha-301 placeholder "英数字4文字"]
(4)保存ボタンを押して完了です。
実装イメージ
対処法3:特定のワードを禁止する
迷惑行為をしてくる対象が限られている場合は
特定のアドレスや名前などを禁止ワードに設定することで、
禁止ワードの記述があった場合は弾くことができます。
プラグイン不要のWordPressの標準機能でコメントやContactform7にも作用します。
導入方法
(1)WordPressのダッシュボードにログインし「設定」にマウスを持っていき
(2)「ディスカッション」に移動します。
ディスカッションページから
「コメント内で許可されないキーワード」の欄までスクロールします。
「コメント内で許可されないキーワード」に
除外したい(受付けたくない)キーワードを入力します。
1つのキーワードごとに1行で改行し入力し「変更を保存」をクリックします。
仮に「××××@1234.com」からの
コンタクトフォームへの入力を受付けたくない時は
「××××@1234.com」だけなら、そのアドレスのみを除外対象にしますが
「com」などを除外ワードにしてしまうと
「com」を含む他のアドレスも受付なくなってしまうので注意が必要です。
設定後に自分の意図通りの除外になっているか是非試してみてください。
おまけ
なぜ問い合わせフォームに営業メールが絶えないのかと疑問に思っていたところ
下記の書籍を読みました。
迷惑行為を進めているわけでなく営業するには自社の特徴やターゲットを理解する必要があることを説いています。Googleアナリティクスが変わったので書籍付録のフォーマットはそのまま利用できませんがデジタルとアナログのハイブリットで営業したい方向けの良書です。 |
問い合わせフォームへのアプローチのメリットを下記のように説いていました。
・メールアドレスが公開されていない企業にリーチ出来る
・必ず相手が目を通す(着信率・精読率が高い)
・法律違反にならない
「問い合わせフォーム」への営業行為は
迷惑行為と一概には言えません。
ひょっとしたら運命的なマッチングが起こるかもしれませんが
こちらの商売を理解していない売りこみも多く
残念ながら迷惑行為と言わざる得ないものが多いのも現状です。
受け手であるこちらの時間も有限です。
真向から対峙せず除外できるものは除外するが得策かなと思います。
お悩みの方は一度お試しください。
小売業やメーカーでマーケティング、デザイン業務を行い
2010年販売促進企画の個人事業起業。
2018年に外国人販売員研修メニューを加えた法人を設立。
「商品・サービスが売れる・選ばれる仕組みづくり」を行っています。
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