
一本の電話から始まった
2025年の夏、長年お世話になっている社長から連絡が来た。
「動画編集の方法を教えてほしい」という依頼だった。
動画編集、と聞いて少し意外だった。
クリエイティブ系のソフトを
ほとんど触ったことがないと知っていたからだ。
理由を尋ねると、
「事業継承の前に、自分がやってきたことを残したい」という
言葉が返ってきた。
紙の資料ではなく、動画で。その選択が、私には引っかかった。
テキストの情報は、どこまでも平らになっていく
AIによる情報の要約や自動生成が当たり前になった今、誰が書いたか、
誰の経験から来た言葉か、その輪郭が溶けていく感覚がある。
そんな中で、なぜその社長は動画を選んだのか。
おそらく、声と顔と言葉の重なりの中にしか残せないものがあると、
直感的に知っていたのだと思う。
40年以上、対価を得ながら現場で積み上げてきた経験則。
判断の根拠。失敗の文脈。
それは要約されると消えてしまうものだ。
動いてみて、わかったこと
その後、私はスペックの低いPCでも使える無料の動画編集ソフトをリサーチし、社長に教えるのと並行し2025年9月に動画編集講座のモニターを募集した。
既にコンテンツがある方で同じように思う方は
他にもいるのではないかと思ったからだ。
ただ教えるには自分が動画編集を学んだのは2004年のことで、
どこでつまずくかがもうわからなくなっていた。
だからこそ、モニターの方々のリアクションは新鮮だった。
直感で操作を覚えていく人と、
概念や構造から入らないと腑に落ちない人がいる。
一見すると後者の方が時間がかかりそうだが、実際は習得が速かった。
改めて確信したのは、誰かに何かを伝えるには、
技術よりも先に構造の設計が必要だということだ。
そこで考えたのが、ツナゲルナレッジサービス
専門家の経験と思想を、オンライン講座として成立する構造に再編する
プロデュース型支援が出来ないかと考えた。
サービス名称の「ツナゲル」には、3つの意味を込めている。

動画編集をメインでしたいのでも、動画編集技術を広めたいのでもなく、
専門家の経験と思想を、講座として成立する構造に再編するプロデュース型の支援がしたい。

オンライン講座テーマの設計から、市場との接続、
既存コンテンツの棚卸し、教育構造の整理、
撮影・編集、プラットフォームへの配置まで、
一連のプロセスを一緒に設計する。
対象は、10年以上の実践経験を持ち、
すでに対価を得て活動している専門家だ。
セミナーや研修で伝え続けてきた内容が、消えていく。
そのもったいなさを、ずっと見てきた。
モニターを募集します
このサービスは、まだ完成していない。
モニターの方と一緒に作り上げていくものだ。
通常4か月50万円のところ、モニター価格10万円(税込)で3ヶ月間。
1時間動画3本の制作を一緒に進める。
「半日セミナー1回分の体系化」や「初級/中級/上級の分解」、
「研修・マニュアル用途の動画作成」
という構造単位としての3本を考えている。
正直なところ採算が合わないが
私がまだ経験していないプラットフォームもある。
その検証も含めて、一緒に作りたいと思っている。

モニターにお願いしたいのは、
完成した動画やリリース媒体の公開、撮影への立ち会い、
内部数字や運用状況のヒアリングへの協力だ。
打ち合わせの様子の写真撮影もお願いしている(顔出しは任意)。
前提として
改め書いておきたい。
私は動画クリエイターではない。
専門家が持っている知見を、次世代に渡る形に整えることが、
私がやりたいことだ。
一過性のセミナーで終わらせない。AIに語らせない。
その人の言葉で、その人だけの教育資産を残す。
一緒に作りたい人へ
10分の動画すら長尺と言われる時代に、
それでも残す価値があると思っている人と、一緒に作りたい。
ご興味のある方は、詳細をご確認のうえお声がけください。
販促プランナー/マーケター
小売業やメーカーでの経験を活かし、販促企画・広報・デザインの支援を行っています。
2010年に個人事業として独立し、2018年に法人化。外国人販売員研修や販売促進支援を展開してきました。
現在は「ツヅケルマーケティング®」を軸に、
中小企業が“売れ続け・選ばれ続ける”仕組みづくりを伴走型でサポートしています。
「動けない」を「やってみよう」に変えるヒントを、このブログで発信しています。